就職氷河期だったため沢山の会社の面接を受け、複数の会社から内定をいただきました。その中で一番、社員を“育てる”姿勢を感じ、当社なら長く働けそうだと確信したからです。
私は、大学では教育と美術（デザイン）を専攻していました。プログラミングは未経験、全くの初心者です。
最終面接の際「経験者を採用した方が、会社にとってはコストがかからないのではないでしょうか？」と率直な質問をぶつけました。すると「大学での勉強と仕事は違いますし、一から研修を行うので大丈夫ですよ」との返答をいただきました。

私の場合は、入社1年目の4～5月は【新入社員研修】で、会社の考え方／各部署の仕事／報告書の書き方／社会人としてのマナー等を学びました。6～7月は【配属後研修】で、プログラミングの基礎を教えていただきました。
8月から【OJT】に入り、住友電工の工場で使用されるソフトウェア開発を通じて、仕事に必要な知識・技術などを習得しました。そこで、設計・プログラム作成・検査までの一連の工程に携わることができました。
入社5年目の現在は独り立ちし、ソフトウェアで業務を改善できるよう、お客さんの悩みをヒアリングし仕様検討する段階から担当しています。

先輩から引き継いだシステムのデータベース移行（検索や蓄積が容易にできるよう管理されたデータの集合のお引っ越し）をやり遂げたことです。データベースサーバーの構築からソフトウェア内部のSQL（データベースを操作するための言語）の変更まで、先輩に助けてもらいながら行い、とても勉強になりました。

システムエンジニアというと納期！残業！徹夜！休日出勤！というイメージがあり、入社前は周囲に心配されました…（笑）
実際は、もちろん波はありますが、オン・オフがはっきりとしており「当社なら長く働けそうだと確信」した通りでした。
休日がカレンダー通り（長期休暇があり有休も取得しやすいです）のため、家族や友人と予定が合わせやすいです。イタリアやグアムに旅行に行くなど、オフをエンジョイしています。

8:30　始業、朝礼
9:00～10:00　お客様との打ち合わせ
10:00～11:00　社内会議
11:00～12:00　お客様との打ち合わせの議事録作成
12:00～13:00　お昼休み
私は住友電工の工場内の事務所に勤務しているため、食堂があり、ほかほかご飯が美味しいです。食事補助があり安価で定食が食べられるので、健康も家計も助かっています。
13:00　ドキュメント作成
15:00　ソフトウェア開発
17:15　定時

相手の話を聞くことです。
私はパッケージソフトウェア（作ったソフトを売る）ではなく、ソフトウェアで業務を改善する案件を担当しています。
先輩から「使いづらいソフトは使ってもらえないので、かゆいところに手が届くソフトを作れるように」と教えてもらい、意識しています。

お客様はスマートフォンや車などに関係するモノを作っています。そんな“日本を支えているモノづくりの現場”を、自分が作成したソフトウェアで効率化でき、お客様に喜んでもらえるところがとても誇らしいです。