制度利用者・子育て中社員の声

職種:事務
入社:2001年度(新卒採用)
部署:業務部
名前:N.Y

現在、入社16年目、5歳の娘がひとり、1年半の育児休業制度を利用したのち、復職しました。夫は現在単身赴任中で、基本母子2人で過ごしています。
仕事は内勤で、主に購買・契約関連の事務を担当し、1日2時間の時短勤務制度を利用しています。

復職にあたり保育園に入るためには『働いていること』が条件となることが多いことから、『出産後は仕事を辞める』という考えは出産時全くありませんでした。

世間では一旦退職すると、子育て女性の再就職のハードルは予想以上に高くなると言われています。退職せず復職してそのまま働かせていただけるということにとても感謝しました。

実際、復職しても初めの3ヶ月は娘が発熱等で容赦なく保育園から呼び出しがあり、どんなに忙しくても仕事を切り上げてお迎えに行かなければなりません。

急なお迎え対応は、ほとんどの家庭が母親が対応するのが現実です。 私の場合、『お子さん1番だからね。早く行ってあげて。お大事に。』と急な欠勤や早退にも理解をしてくださった上司がいたから続けてくることができました。

周りの同僚にも助けられて、本当に感謝しています。
「仕事が好き」で「育児のケアをしてくれる人が自分の他にいる」ことが、「子どもをもって働きつづけられる」条件かと思いますが、現実は『育休・産休・時短制度』がある企業であっても、現実には利用できない、取得しづらい環境の場合もあります。私自身感じるところは、他の復職した大手に勤める友人たちと比べても、当社は上司、同僚の理解を得て、サポートしてもらえる働きやすい会社であると言えます。
実際は当の女性が、これまでどんな仕事をしてきて、周囲とどんな関係性を築けてきたか、が、復職後に大きく影響してくるのだろうと思いますが、こんなふうに働きたい、こう貢献していきたいと「自分の今後」をきちんと伝えられることが仕事と育児を両立するためにも大切なのだと思います。